
困りごとから挑戦の意欲まで 現場の思いが必ず届く
ベテラン社員
藤沢工場
パワートレイン 製造第四部
トランスミッション機械第一課 係長
1994年入社

ベテラン社員
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現場の声を大切にして
部全体の一体感を育む
─仕事内容を教えてください
トランスミッション(変速機)を製造する部署で、機械加工を担う課の係長を務めています。主な仕事内容は、現場で安全を確認したり相談に乗ったりすることに加え、現場の声を事務部門に伝える“架け橋”となる役目もあります。私の仕事の多くは製造第四部全体に関わるもので、現場の困りごとを改善して作業しやすい職場にする「スパイラルアップ活動」の取りまとめや、いすゞの新しい経営理念をみんなに浸透させる活動などをしています。

2つの大きな挑戦と成功体験
─印象に残るエピソードは?
一つは、まったく違う車型の組み立てラインを一つに統合する“混流ライン”の立ち上げです。「実現は無理なのでは」という声が上がるほど難しいプロジェクトでしたが、「挑戦してやろう!あきらめるものか」という気持ちでみんなと一緒に取り組んで成功させました。もう一つは、フルモデルチェンジした小型トラックエルフの新しいトランスミッションのラインの立ち上げです。非常に注目度が高くて世界的にも大々的に紹介され、やりがいと喜びを感じました。

みんなで新人をフォローし
職場の改善もどんどん進む
─職場の雰囲気はどうですか?
「みんなで新人をフォローしよう」という雰囲気があり、とくに安全や品質についてしっかり指導するので、心配はありません。また、現場の自動化が進んで作業の負担が少なくなっていますし、「ここを自動化してほしい」という現場の要望も活かされています。最近の改善事例としては、小柄な方や力に自信がない方でも作業しやすいよう、昇降できる作業台やロボットアームのような装置を設置しました。このように、誰もが働きやすい環境づくりが進んでいます。


キャリアステップ
- 1994年
- 入社、パワートレイン製造第三部
エンジン組立課に配属 - 2002年
- 製造第四部
トランスミッション組立課に異動 - 2007年
- キャプテン就任
- 2008年
- 開発部門 試作課に派遣
- 2011年
- チームリーダーに昇格
- 2017年
- ライン長に昇格
- 2023年
- 機械第一課 係長に昇格
※取材した2024年2月時点の経歴になります。
エンジン組み立て、トランスミッション組み立て、機械加工・熱処理と、非常に幅広く経験を積んできました。一時期、新しい車型を立ち上げるため試作課でノウハウを学んだときは、工場とは全く違う環境で、自分一人でゼロから組み立てるのがとても楽しく、勉強になりました。
ISUZUの
魅 力
現場で困りごとがあったら、チームのみんなや上司はもちろん、他の課や他のラインの人まで、何も言わなくても情報を聞きつけて手伝いにきてくれます。私自身、周囲の人から助けてもらったことが何度もあります。
