五輪メダリスト・OBの声

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五輪メダリスト紹介

第62回全国技能五輪大会
金賞・自動車板金

川那子 大輝(写真中央)

いすゞ自動車に入ったから
こそ
見れた人生のテーマ

私は高校時代、新型コロナウイルス蔓延の影響で部活動をやり切れずに高校を卒業しました。そのやるせない気持ちと両親に親孝行をできなかった悔しさを持ちいすゞ自動車に入社しました。そんな中、技能五輪の道を歩むきっかけを頂き「もう一度勝負の世界に飛び込み高校時代の悔しさを晴らそう」と技能五輪 自動車板金職種への挑戦を決意しました。
しかし、技能五輪の世界は日本を代表する企業が日本一を目指して、しのぎを削る厳しい世界です。そんな環境に心が折れそうになったことも多々ありました。ですが、どんなときでもいすゞ自動車の仲間たちは私を信じてくれました。素晴らしい環境にも恵まれ私は私自身に自信を持ち続けて仕事に打ち込むことができ、結果的に日本一に輝くことができました。これらの経験を通じて自分自身に自信を持つことと、何事にもあきらめずやり切る大切さを学ぶことができました。そしてこの学んだことは自分の人生において大切な軸となっています。
このような自分の人生において大切なことを学べたのは、いすゞ自動車が人材を人財として大切に育てているからだと思います。
もし、ご縁がありいすゞ自動車に入社したら、この素晴らしい環境を最大限に活かして人生を豊かなものにしていきましょう!

コーチからのひと言自動車板金職種コーチ 井島 悠晴

結果が思うように振るわない時期が続く中においても、最後まで愚直に努力を重ね、一つ一つの製品に真摯に向き合っていました。特に、これまで苦手としていた直寸法精度においても、一切の妥協を許さず、粘り強く追求し続けたことが、最終的に金メダルという最高の結果につながったと思います。

第63回全国技能五輪大会
銀賞・自動車板金

吉田 朔基(写真中央)

原因と向き合い、
前へ進む

どんな問題に直面しても、必ず原因を探ることから始めてきました。なぜこうなったかを見極め、根本的に対処することが成長への近道だと思ったからです。
しかし、大会が近づくにつれて、焦りで表面的な部分しか見えなくなり伸び悩むこともありました。
その時は、ただやみくもに練習するのではなく、一歩立ち止まって原因を探り、試行錯誤する方向を考え直すことで大きく前進することが出来ました。
目標である金賞には一歩届きませんでしたが、丁寧に原因追求し納得のいく形で改善する、その積み重ねこそが、大きな結果へとつながると実感しました。
この経験を来年に繋げ、必ず金メダルを獲得します。

コーチからのひと言自動車板金職種コーチ 井島 悠晴

昨年度の金賞企業/今大会提案企業というのもあり、2年目選手として大きなプレッシャーを背負いながら臨んだ今大会で、金賞には一歩届かなかったものの、堂々と競技し銀賞を受賞した姿は本当に立派でした。
ただ、2大会連続で掲げた目標にわずかに届かなかったことは選手本人だけでなく、自分自身も指導者として大きく見直す点があると痛感させられました。
来年は吉田選手にとって最後の大会となり、より一層注目が集まる中での挑戦となります。
吉田選手が圧倒的な金賞受賞者となれる様、自分も共に成長し、共に訓練に励んでいきます。

第62・63回全国技能五輪大会
銀賞・機械組立て

大橋 歩(写真左)

自分のやり方を信じて突き進め

今年は、さまざまなことに挑戦した一年でした。毎日「どうすれば金賞を取れるのか」を模索し続けましたが、結果は昨年に続き銀賞で、あと一歩届きませんでした。それでも、この過程を振り返ると、これまでで最も成長できた一年だったと感じています。
3年間を通して妥協せず、自分が納得するまでやり切ることの大切さを学びました。今後は指導員として、金賞を獲得できるよう、全力でサポートしていきます。

コーチからのひと言機械組立て職種コーチ 大月 誠也

最後の集大成として臨んだ第63回大会は、2大会連続銀メダルに留まり、金メダルを獲得させてあげられなかったことに申し訳なさを感じています。しかし、大橋は昨年に続きチームを牽引し、良い雰囲気の中で訓練を積み重ねてくれました。最後まで点数を伸ばし切れないまま大会に臨むことになりましたが、それでも銀メダルという結果を残してくれたことに、感謝の気持ちしかありません。
今後は立場が変わり、指導員として全国大会に挑んでいくことになります。選手時代とは違った難しさもあると思いますが、これまでの経験を武器に、新たな立場でも果敢に挑み続けてくれると確信しています。

五輪OB紹介

完璧を追い求める心で、
ものづくりの感性を磨く

技能五輪への挑戦には、当初「自分で良いのか」という迷いがありました。しかし、仕事に軸を持つことの大切さを学ぶことができ、大変貴重な機会になったと感じています。

当社が自動車板金職種で技能五輪に出場するのは初めてで、ノウハウがなく試行錯誤の連続でした。それでも課題に向き合い続けたことで、考え抜く力と根気が身につき、板金の奥深さにも気づくことができました。

加工は人の手で行う以上、完璧はありません。しかし、完璧を求め続ける姿勢がなければ、より良いものは生まれません。指導員としては「こだわりを持って完璧を目指すこと」を後輩に伝えてきました。その結果、2024年の第62回大会で当社から金メダル受賞者が出たことは、本当に喜ばしい出来事でした。

今後はラインの自動化がさらに進むと思いますが、ものづくりにおいて人の手の存在は欠かせません。感性を磨きながら、後輩の育成に取り組んでいきたいと考えています。

2007年入社
試作部試作課
草野 健

■経歴

  • 2007年入社 いすゞ高工 塑性加工科卒
  • 2008年技能五輪自動車板金職種選手
  • 2009年第47回技能五輪全国大会出場
  • 2010年第48回技能五輪全国大会出場
  • 2011年試作部試作課
  • 2017年いすゞ自動車高等工業学校 塑性加工科指導員
  • 2020年試作部試作課チームリーダー

挑戦の先に拓く、未来へのキャリア

入社前から、自分の技で日本一を競える技能五輪に強い興味を持っていました。「日本一を目指せるのは今しかない」という思いと、将来のキャリアの選択肢を広げたいという考えから、挑戦を希望しました。

商業高校出身のため、訓練生になった当初は周囲との力の差を痛感しました。それでも「結果にこだわる」姿勢を貫き、全国大会では当時の歴代最高成績を残すことができました。選手としては「明元素(明るさ・元気さ・素直さ)」を大切にし、コーチになってからは十人十色の選手に合わせた柔軟な指導を心がけました。さらにヘッドコーチとしては計画力や組織運営を磨き、結果を安定的に生み出す基盤づくりに取り組みました。

こうした経験は現場でも活きていて、リスクを見極めて成果に結びつける力、多様な人と協働する力になっています。「自分ならできる」という信念を胸に、将来目指すのは役員! いすゞで前例のないことを成し遂げて、後進に夢や挑戦の場を提供したいと考えています。

2017年入社
M推進部IM推進第一グループ
村井 聖也

■受賞歴

  • 2019年第57回技能五輪全国大会「敢闘賞」
  • 2020年第58回技能五輪全国大会「銀賞」

■経歴

  • 2017年入社 いすゞ高工 精密加工科卒
  • 2018年技能五輪機械組立て職種選手 第56回技能五輪全国大会出場
  • 2019年第57回技能五輪全国大会出場
  • 2020年第58回技能五輪全国大会出場
  • 2021年技能五輪機械組立て職種コーチ
  • 2024年技能五輪ヘッドコーチ
  • 2025年IM推進部IM推進第一G

反省と改善を繰り返し、
自分の可能性を証明

入社当時、現役の選手を見てそのすごさに圧倒されました。けれども「同じ人間。自分も突き詰めればできるかもしれない」と感じたことが、技能五輪挑戦のきっかけになりました。心掛けていたのは、ただ頑張るだけでなく、目標の全国大会金賞を獲得するために何が足りないのかを逆算すること。「自分次第」で良い結果にも悪い結果にも繋がることを意識しながら訓練を重ねました。

旋盤は、技能五輪の中でも男性の割合が特に多い職種。筋力や体力で劣る上に、女性特有の体調の波とも向き合いながら訓練を続けるのは本当に大変でしたが、「なぜ勝ちたいのか」「なぜ挑戦したのか」を自分に問い続け、反省と改善を繰り返し、女性ではじめて会社の代表として大会に挑むことができました。

配属された現場は工作機械が多いので、技能五輪で訓練した機械操作技術が活きています。これからも、技能五輪を通じて得た経験を少しずつ成果として形にし、視野を広げてさまざまなことに挑戦し続けたいです。

2018年入社
車両審査実験第二部
メカニック車両第一課
大胡田 珠侑

■受賞歴

  • 2021年第59回技能五輪全国大会「銅賞」

■経歴

  • 2018年入社 いすゞ高工 機械加工科卒
  • 2019年技能五輪旋盤職種選手
  • 2020年第58回技能五輪全国大会出場
  • 2021年第59回技能五輪全国大会出場
  • 2022年技能五輪旋盤職種コーチ
  • 2024年車両審査実験第二部メカニック車両第一課