卒業生の声

  1. ホーム
  2. 卒業生の声
  3. グローバル社員

Interview04グローバル社員

仲間との絆を支えに
現場から世界へ

板津 裕一

1993年入社 いすゞ高工 電子機械科卒

車両製造部 部長

現場での経験をベースに
キャリアアップに挑戦

神奈川県出身の私は、地元の大企業であるいすゞ自動車に自然と親しみを感じていました。ものづくりに興味があったことに加え、就職後すぐに実務に入るのではなく、社会人としての基礎や多様な技能を学び、仲間をつくることのできる「いすゞ高工」の教育制度に魅力を感じ、入社を決めました。最初の配属は車両製造部の保全課。訓練で取得した溶接資格などを現場ですぐに活かすことができ、ここで3年間しっかり経験を積んだことが今の自分の基盤になっています。

当時は将来の明確なビジョンを持っていませんでしたが、人とコミュニケーションを取るのが好きで営業などの部署にも興味がありました。アイデアや発想をまとめてチームで成果を出す仕事にも挑戦してみたいと考えるようになり、24歳で大卒と同等の資格を得られるジョブチャレンジ制度に挑戦。ここが大きな転機となり、車のモデルチェンジや新型車立ち上げなどさまざまな部署を経験できました。工場での実務経験を得てからキャリアアップできたことで、2000人の部下を率いる立場になった今も、現場感覚を大切にできています。

世界を舞台に培った力で
より大きなチャレンジを

30代半ばに、グローバル生産推進部(現・IM推進部)に異動し、そこから世界が大きく広がります。販売会社の改善活動から始まり、サウジアラビア、モロッコ、コロンビア、タイなど世界各地の工場立ち上げや改善支援を経験しました。文化や価値観の違いに直面しながらも、日本のやり方を押し付けず、その国に合った方法を模索する日々。言葉が通じなくても「仲間として一緒にやる」姿勢が大切だと再確認しました。こうした経験の背景にも、いすゞ高工時代の同期との強いつながりがあります。専門的な疑問があればすぐに相談でき、翌朝には必要なデータが届きます。今も自分にとってかけがえのない財産です。

現在は自分の原点でもある車両製造部で、そのトップである部長職を務めています。決定権や責任の重さを実感しつつ、より大きな成果を実現できるやりがいを感じています。次の目標は、海外工場全体を任される立場になること。財務やマネジメントをさらに学び、グローバルに活躍できるリーダーを目指しています。これまでのキャリアは、仲間に支えられ、挑戦を積み重ねた結果。若い人たちにも、恐れずにチャレンジを重ね、自分の可能性を広げてほしいと考えています。