INTERVIEW

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髙橋 優太Yuta Takahashi

開発〈CAE〉CAEデジタル開発推進部
2017年入社

PROFILE

学生時代は、流体を専門に扱う研究室でCFD (数値流体力学) を学ぶ。就職活動では「流体力学の知識を活かせる仕事であること」「自身の仕事の成果を間近で感じられること」を重視し、生産財でありながら日常生活で目にすることができる商用車への興味を高めていく。ISUZUのインターシップに参加し、さまざまな部署の先輩と会話する中で、出会うすべての人が熱意を持って働いていることに惹かれ入社を決める。

私の仕事

仮想空間で実験を繰り返し、
製品の仕様を固めていく

私の部署は、さまざまなシミュレーションツールを駆使して設計を支援する役割を担っています。中でも私が所属するグループは、CAE (Computer Aided Engineering) 活用領域の拡大に取り組んでおり、私自身はエンジンの性能解析やシミュレーションに関する技術開発を主に担当しています。例えばエンジンの解析業務では、さまざまなデータからエンジンをモデル化し、仮想空間の中で繰り返し実験を行うことで仕様を決めていきます。自分の計算結果や提案で部品やシステムが決まることもあり、やりがいと共に責任が伴う仕事です。また技術開発の分野では、ある膨大な工数を伴う試験を、仮想空間上での作業に置き換えるプロジェクトにも参加しています。もしこのプロジェクトが実を結べば、試験設備への投資や維持に掛かる費用を削減することができ、これまでよりも開発を優位に進めることができます。その実現に向け、さまざまな専門性を持ったメンバーと共に、技術開発に取り組んでいます。

  • 私の熱量

    仮説で終わらずに、
    知見として残す

    シミュレーションの結果が、試験結果と一致しないことがあります。それ自体は良くないことですが、原因を考えているときはワクワクします。一致しない理由は必ずあり、そこには何か考慮できていない要素が潜んでいます。このような場合はデータを眺めながら仮説を立て、それを基に試験を行います。仮説が実証されたら、今度はモデルに反映します。こうして現象を表現するモデルが完成した際には、達成感で満たされます。私はこのプロセスを大事にしています。仮説で終わらずにそれを証明することで知見となり、次の開発に活かすことができるからです。また自分がその現象を正しく理解できたことの証明にもなるため、自信にも繋がっています。

  • 私の挑戦

    開発プロセス
    そのものを変える

    開発の仕組みを作る部署でもあるので、全ての業務が挑戦であると感じています。今より高精度で高速なモデルがあれば、モデルを活用できる領域が広がります。適用範囲が広がって考え方が浸透すれば、開発プロセス自体をより効率的なものに変えることができます。デバイスの増加に伴って制御関連の開発工数も増大の一途を辿っており、開発の効率化はISUZUにとっても急務であると認識しています。まだまだ道程は長いですが、自分の得意領域を広げて、開発全体を俯瞰できるようなエンジニアに成長していきたいと考えています。

私の成長

何かひとつ「突き抜けた強み」を持つ

入社1年目の頃、OJTの先輩から「2年で何か自分を超える強みを持ってみろ」と言われたことを鮮明に覚えています。任されるからには、その分野のスペシャリストでなければならないという意識を持ち、今の部署に配属されてから2年間、エンジンの中でもターボチャージャという部品の解析に特に注力してきました。最近は徐々に「ターボの人」という認識が周囲に浸透し、モデル化や検討内容について相談を受けることも増えてきました。このように周囲から信頼され、相談される立場になりつつあることに成長を感じています。

1日のスケジュール

8:45出社

フレックス制度を利用し少し遅めに出社

9:00解析依頼元との打ち合せ

企画・設計部門からの依頼を受け検討事項を詰める

10:00計算モデル作成

依頼の目的に応じて計算モデルを作成

12:15昼食

13:00計算結果確認・考察

計算結果が妥当なものか確認し結果について考察

15:00技術開発打ち合わせ

中研や設計部門、時には社外の方を交えて結果の報告や相談、方針を議論

16:00報告書作成

報告書の体裁に計算結果をまとめる

18:30退社

退社後は同期や後輩と夕食

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