INTERVIEW

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坂元 洸太Kota Sakamoto

開発〈PT実験〉PT実験第一部
2016年入社

PROFILE

学生時代は、電気電子工学科で半導体デバイスを学ぶ。部活動にも力を入れ、自動車部に所属しモータースポーツに多数参加するなど自動車漬けの毎日を送る。この経験から、就職活動では自動車業界一本に絞り活動する。ISUZUを志望したキッカケは、部活で過去にISUZUから寄贈され所有していたエルフを運転していたこと。会社見学の際に、出会う社員の目の輝きが印象に残り、好奇心旺盛な性格から、仕事を楽しんでいる雰囲気に惹かれ入社を決める。

私の仕事

エンジンの持つポテンシャルを最大限引き出していく

所属する部署では、企画・設計し検討を繰り返し製作した試作エンジンを実験することで、製品として求められるレベルに達し、厳格な基準や法規制をクリアできるか検証を行っています。ただ検証するのではなく、エンジンの持つポテンシャルを最大限引き出すために、電子装置の最適化を行っていきます。ゴールは、開発するエンジンを量産まで漕ぎつけることですが、すべてのお客様に喜んでいただけるより良いエンジンを開発していくという意味ではゴールはありません。
エンジンは、日本国内だけでなく海外にも輸出しているため、-30℃の極低温から50℃の超高温地帯、空気の薄い標高4000mなど過酷な環境でも快適に走れるように設定を決めていかなければなりません。さまざまな課題・困難をクリアしながら世の中にエンジンを送り出せるように日々開発に勤しんでいます。

  • 私の熱量

    新たな手法を活用し、高性能エンジンを
    短期間でリリースする

    自動車業界では年々厳しくなる規制や多様化するニーズに素早く応えるために、モデルベース開発という手法が浸透してきています。モデルベース開発とは、モデルとシミュレータを活用することで精度の高い検証を短期間で繰り返し行うことができ、実機での開発工数を大幅に短縮できるといった手法です。エンジンは、ただ単に物体としてあるものではありません。空気・燃料・排ガス・温度・圧力・機械の抵抗などさまざまな要因から成り立っており、モデル化するのが非常に困難なものです。より精度の高い新たなモデルベース開発ができれば、今以上に人・時間・お金などのリソースにかかる負担を少しでも減らすことができるため、より良いエンジンを短期間で開発できるように日々奮闘しています。

  • 私の挑戦

    現状に収まることなく、これからを
    見据えた挑戦に向かう

    ISUZUの事業を通した社会問題の解決の例として、ドライバー不足解決のための25mフルトレーラートラックの開発や、先進安全装置による事故防止の観点から物流の整流化などさまざまなアイデアで社会問題解決に貢献している例があります。MIMAMORIやPREISMといったネットインフラを使用したソリューションもISUZUにはあります。百年に一度の変革期と言われる現在、エンジン・トラックメーカーのISUZU社員として何ができるか?を常に考え、社会貢献できるようなアイデアを提案し、新しい価値を創造するプロジェクトに参加したいと思います。

私の成長

自分が何をやりたいのか、
真剣に向き合う

新しい試作エンジンを目の前にすると、どういう風に料理しようかとワクワクします。しかし、時に困難にぶつかることもあります。以前、実験の中である値にばらつきが出ることに気づいたのですが、原因がすぐに分からないことがありました。「試験のやり方がおかしいのではないか?」と悩む日々が続きましたが、半年もの歳月を費やして原因を解明することができました。その結果講じた対策案が、最終的に部品に反映されることになりました。周囲の方からは「大丈夫か?」と心配された時期もありましたが、結果につながったことで、この経験以降、部品に関してのご意見番として頼られるようになりました。若手であっても最後までやり抜き、成功体験を作っていけることは、自分にとって大きな財産となっています。

1日のスケジュール

8:15出社

メール確認
夜勤のデータ整理

9:00打ち合わせ

グループ内でプロジェクト進捗共有

10:00試験orデータ整理

ENGベンチにて試験及びデータ整理

12:15昼食

社員食堂

13:00打ち合わせ

企画・設計へ試験結果を報告して共有

15:00試験orデータ整理

試験データを確認し翌日のメニューを検討

18:00退社

夜勤の試験依頼を済ませ退社

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