INTERVIEW

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吉良 宇史Takashi Kira

生産<エンジン生産>PT技術部 ENG技術第二グループ
2015年入社

PROFILE

子供の頃、車好きの父親と地元九州の各地へドライブで連れて行ってもらったことがきっかけで自身も車好きに。乗用車メーカーを視野に入れ就職活動する中で、人々の生活に欠かせない物流の根幹を担う商用車メーカーに興味を持つ。中でもディーゼルエンジンの技術力や、販売後のアフターサービスの充実さに魅力を感じISUZUに入社。入社から現在まで、一貫してPT(パワートレイン)の生産に携わる。

私の仕事

設計を実際にカタチにする
生産ライン構築

私が所属するPT技術部は、開発部門が設計したエンジン図面を、高品質かつ効率的に生産する体制を構築することがミッションです。図面に書かれている部品を、どのような工法で量産化するのか、必要な機械や装置を検討し、仕様を固めて発注します。発注した機械が工場に納入・設置された後は、完成品が精度を満たすように機械の調整や改良を行います。さらに作業者の方が安全に、かつ効率的に作業ができるように生産ラインを整えていくことも私たちの重要な役割です。現在は、海外工場へ加工ラインを移管する業務に携わり、日本で生産している部品を海外で量産するために体制整備の支援・進捗管理等を行っています。

  • 私の熱量

    一人ひとりのバトンが
    世界に誇るISUZU品質をつくる

    私の仕事は、生産ラインを構築し量産が開始すれば終わりという仕事ではありません。生産ライン引渡し先の現場からの要望やトラブルへの対応など、長期的に幅広く・深く関わっていきます。大変に思うこともありますが、現場の方と協力し課題を乗り越え、自分の携わった製品がISUZUブランドとして世界各地で走っていると思うと、とても愛着が湧きますし、やりがいに感じます。根底には、入社時の生産実習で得た「”モノづくり”とは多くの人が関わっており、一人ひとりが後工程にバトンを引き渡し、それを積み重ねることで社会に対して大きな影響を与えることができ、それが世界に届けるISUZU品質になる」という学びが、今の仕事につながっているように感じます。

  • 私の挑戦

    一からラインを立ち上げる
    プロジェクトリーダーへ

    現在の部署に異動した今、幅広くラインに関わり、生産技術の基礎を学んでいます。しかし、自分が主導で新規ラインを一から立ち上げた経験がまだありません。今後、新規立ち上げのプロジェクトに抜擢されるよう、生産技術の知識・経験だけでなく、設計をはじめ製造コストや調達といった幅広い知識を蓄え、いつでもプロジェクトを任せられるような技術者として成長したいと思っています。また、昨今ではIoT化が多くの企業で導入されています。IoT化によりラインの稼働状況を見える化し、生産設備や機械から得られたデータを分析して生産管理システムと連携させることで効率よく生産でき、かつコストを削減できます。ISUZUの新ラインでもIoT化が進んでおり、IoT化ラインの仕組みを理解し知識を得ることで、今後の業務に活かしていきたいと思っています。

私の成長

より多角的な目線で
ラインを構築する

通常は装置をラインに導入する前に、装置メーカー先で装置が導入可能か確認する立ち合いを行います。PT技術部に異動してきた頃の私は、装置の精度が仕様を満たしているかばかりを意識し、そのほかの重要な要素である装置の作業性・保全性への考え方が未熟でした。実際に装置を導入後、「作業がしづらい」「修理がしにくい」「要求仕様が満たされていない」など、現場の方から細かな指摘・要望が上がり、対応するのに時間がかかってしまいました。その後、別の装置を導入する機会では、前回の失敗を活かし、生産技術目線だけでなく、装置を長期的に使用する現場目線で仕様を考え外注メーカーに手配しました。結果、まだまだ検討不足な点もありましたが、前回よりも現場目線で装置を導入することができました。現在も、目先の判断だけではなく、関わるすべての人が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、多角的な視点を持つように意識しています。

1日のスケジュール

8:15出社

朝会・メール確認
To Do 整理

9:00治具設計業務

図面作成

11:00発注業務

仕様書作成

12:30昼食

社員食堂で同期と

13:15現場確認

週末工事準備

15:00電話会議

現地担当者と

17:00資料作成

電話会議議事録作成

18:00退社

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