INTERVIEW
自分が成長し続けることが、
未来につながる

販売 <車両営業(海外)>
Y.M
営業企画部 部長
2008年 新卒入社
法学部 卒
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PROFILE
自ら先頭に立って引っ張るリーダータイプではなかったが、学級委員や生徒会副会長を務め、周りと協力しながらチームの土台を支える役割を好む子どもだった。また、学校内では幅広いコミュニティに友人がおり、おもしろい遊びやいたずらを仕掛けて皆を楽しませるのが好きであり、それは新しい仕組みや企画を考えるといった点で、今にも通じている。中学3年生からはじめたドラムは今も続けており、自身の子どもとバンド活動を行う。
大学時代に力を入れていたこと
大学時代は複数のバンドを組み、ライブハウスや地域のイベントで演奏をしていました。ドラムはバンドの後方で全体を支える役割で、自分の性格に合っていると感じています。専攻としては法学だったのですが、就職活動では自動車メーカーを中心に考えていました。そのきっかけは、大学2年時に経験したバイク事故です。そこで、少しでもそういう人を減らしたいと考え、安全なクルマづくりに貢献できる自動車メーカーを軸に。ISUZUに惹かれたのは、少数精鋭で若手でも大きな仕事を任せてもらえる点が、能動的に物事を進めたい自分に合っていると思ったからです。また、説明会で社員の方々と話す中で感じた、おおらかで風通しのいい社風も魅力でした。ここでなら、正直に生きられると思い、入社を決めました。
現在の仕事内容
海外営業部門の営業企画部で部長を務め、全体の取りまとめを行うことが私の役割です。世界100ヶ国以上で20万台以上を販売する海外CV事業全体を統括する部署として、戦略策定、中期経営計画の策定、販売台数・収益・予算管理を行うだけでなく、部門内のDX推進、人財戦略、働きがい向上活動など、仕事の範囲は多岐にわたります。さらに海外関連会社約30社の事業管理も行っており、2ヶ月に1度は海外出張をしています。海外の方との関わりは非常におもしろく、国は違えど「信頼を大切にする」「ISUZUに誇りを持っている」という点は共通しているなど、ファミリーとして一緒にやっていくという実感を各国で得られるのは、この仕事の一つの醍醐味です。

CAREER STEPこれまでのキャリア
入社1~11年
入社後、経理部に配属され、製造原価計算や工場決算業務を担当しました。頻繁に工場へ足を運び、製造の現場の方から教えてもらった多くのことは、現在の収益管理などの土台となる知識になり、大いに役立っています。当時は、自分の担当範囲外のことをどれだけできるかが付加価値だと考え、周りの人に対してサポートできそうなことがあれば、自分から手伝わせて欲しいと言うようにしていました。入社7年目からは経営企画部に異動し、全社の事業計画や各部門の予算管理を担当しました。経営会議に出席する機会にも恵まれ、トップマネジメントの考え方や経営視点に触れられたのは、この期間に得られた大きな経験です。この時期から「自分ならこうする」ということを心の引き出しに貯めておくことを意識していました。
入社12〜16年
入社12年目からは営業企画部に異動しました。経理や財務を担当してきたことからさまざまな方に重宝され、海外出張で現地のローカルスタッフの方たちと膝詰めで事業計画や借入計画の数字をつくるなど、海外営業のビジネスをサポートしていました。しかし、頼まれたことをやっているだけでは成長はないと考えるように。そこで、「自分の役職の二つ上の仕事をする」ことを意識して取り組むことにしたのです。その結果、海外関連会社約30社の事業管理や、UDトラックスとのアライアンスプロジェクトにも参画するようになるなど、企画担当として幅広い業務の経験値を得ることができたと思います。そして、15年目からはグループリーダーを任されました。
入社17年〜現在
入社17年目で営業企画部の部長に昇進しました。それを機会に自分の今後のキャリアを改めて考えてみたのですが、やりたいことがたくさんあり、それらを実現させるにはもっと多様な経験をしなければならないと、明確なビジョンが見えてきたんです。そこから、あえて「自分の成長を最優先にする」という意識に切り替えました。グループリーダーだった頃は「メンバーを育てる」ことに注力すべきだと思っていましたが、現在は自分の挑戦を見せることで、成長を促していくという形にしています。部長になって半年で二つのグループを新設し、これまでにない業務プロセス変革や、UDトラックス海外営業との組織融合などにも挑戦。そのように影響力の大きい仕事に集中することで、チーム全体の成長も促したいと考えています。
今後の目標
若手だった頃、自分でどんどん仕事をつくり、変わっていく上司をカッコいいと思っていたことを部長になって思い出しました。今後はそういう存在を目指し、ゆくゆくは全社的にもっと大きな変革を担うポジションで、自分にしかできない仕事をして活躍したいと思っています。そのために、まずは支社長という役割で海外駐在を経験し、現場に近い場所で、より実践的な経験を積みたいと考えています。さらに、社外の方々と積極的に関わり、新しい考え方や価値観を吸収することも重要だと感じています。多くの人が関わるプロジェクトをうまくまとめることや、人を納得させることは得意だと感じているので、これらのスキルを軸に付加価値を生み出していきたいです。そして、会社・事業・人を良い方向に変えていき、若い人たちにとって働きがいと溢れる夢がある会社にしたいです。
皆さんへのメッセージ
ISUZUは、これまでの年功序列制度から、実力や挑戦を評価する新しい人事制度に大きく変わろうとしています。実際、私は入社17年目という比較的若い年次で部長になることができました。やる気と実力があれば、若手でも大きなチャンスが巡ってくる会社です。思い返してみると、入社1年目の頃、「ISUZUの社長になる」という想いがありました。そんな夢も実現できる可能性が多いにあると思います。また、ISUZUには、社員の挑戦を温かく見守る「やさしい社風」が元々あります。今、私たちはその「やさしさ」を残しながら「強さ」を兼ね備えた会社へと進化しようとしているタイミングです。進化の過程は試行錯誤の連続ですが、それこそが成長の機会と捉えて、一緒に進んでいきましょう。
