INTERVIEW
最適なピースを集め、
カーボンニュートラルへ

開発
<カーボンニュートラル
(EV、FCV、BEV)>
A.K
CN事業企画部
2022年 新卒入社
経済学部 卒
- #新卒
- #文系
- #開発
- #横浜本社
- #斬新
PROFILE
教育者が多い家系で育ったため、大学では教育に興味を持ち、4年間塾講師のアルバイトも経験した。しかし、就職では別の分野に携わりたいと思い、留学経験をしていたことからグローバルに事業を展開していたISUZUが目に留まった。100年に一度の変革期といわれる自動車業界で先進的な取り組みを積極的に行っている点にも将来性を感じ、また、その歴史の長さに安定した基盤があることにも惹かれ入社を志望した。
現在の仕事内容
私が所属するCN事業企画部は、カーボンニュートラル社会において、すべてのステークホルダーにとって持続的な価値を生み出す、新しい事業を創造する役割を担っています。現在ISUZUではEVや燃料電池車両の開発が進んでいますが、コストだけでなく、充電ステーションなどインフラ面の課題も多く、単独での事業化は困難です。そこで、お客様やパートナーと直接対話を重ね、課題解決のための最適なソリューションを共に考えています。たとえば、電気を必要とするISUZUのEVを逆に蓄電池として使えればどうだろうと、仮説と事業計画を立て、お客様に提案しながら共に事業を創造していく活動を行っています。まだ答えのない問いを探し続けるような感覚ですが、お客様との対話の中に散らばる「ピース」を組み合わせ、新しい社会のあり方や事業モデルを描き出せることにおもしろさを感じています。
仕事のやりがい
この仕事をする上で最も大切なことは、「先入観や固定観念をなくす」ことだと考えています。もちろん、これまでの知見や経験がベースにはなるのですが、それも一つのピースだと考え、そのピースも形を変えることで、求める答えに向けて大きく前進をすることもあると考えています。その姿勢がとても重要だと気がついたあるプロジェクトがありました。かつての流れから「ISUZUがやるべきだ」と考えていた新規事業で、それがどうにも行き詰まってしまったんです。その際、視野を広げてオープンイノベーションという形にしてみたところ、業界を問わず、さまざまなパートナーと連携することができ、課題はみるみる解決へ。まるでパズルが完成していくようなワクワク感があり、大きなやりがいを感じられました。

ISUZU ID 実現のために
以前、事業推進部という部署に所属していたのですが、実はその時にISUZU IDを策定するための事務局の役割を務めていました。この時から自分の中でとても好きな言葉が、「あなたと共に『運ぶ』の課題を解決する」というミッションです。これは、ISUZUだけではなく、お客様やパートナー、そして私たち従業員も含めた「あなた=みんな」で、社会の課題を解決していこうという想いが込められており、これからの私たちに欠かせないことを表現していると感じられるからです。カーボンニュートラルは、ISUZUが自力でトラックを開発・販売するだけでは解決できません。あらゆる課題を乗り越えるためには、まさにみんなが協力してソリューション全体をつくり上げていく必要があります。この言葉を胸に、私も本社で議論するだけでなく、まずはお客様やパートナーの現場に足を運び、直接対話を重ねることを大事にしています。
A Day scheduleとある一日のスケジュール
- 09:00
- 出社出社後、メールやその日のTODOリストを確認します。
- 10:00
- 資料作成お客様へのヒアリングリストや事業仮説などを作成します。
- 12:00
- ランチ部のメンバーと一緒に会社のカフェテリアで食事をします。
- 13:00
- 顧客訪問お客様の元に伺い、ヒアリングや打ち合わせを行います。
- 15:00
- 議事録作成ヒアリング内容を基に議事録を作成します。
- 17:00
- 仮説の改定ヒアリングで得た情報を基に、事業仮説をアップデートします。
- 18:00
- 退社
今後の目標
近い将来、入社理由の一つでもあった海外勤務に挑戦したいと考えています。ISUZUは日系企業であるため、事業を企画する際、どうしても日本市場から考えてしまいがちです。しかし、国や地域によって置かれている状況や課題は大きく異なり、よりよいソリューションを生み出すためには、現地の状況を肌で感じることが欠かせないと、出張で海外に赴いた時に強く感じました。また、日本ではISUZUは知らない人のほうが少ないくらいの市場規模ではありますが、海外では決してそんなことはありません。ISUZUの名前が広がっていない国でどういったことをつくっていけるのか、そういった環境で自分の力を試してみたいという気持ちもあります。そのために、今取り組んでいるカーボンニュートラルのことを考える時は、普段から地球規模でもとらえるように意識しています。
皆さんへのメッセージ
自動車業界は今、「100年に一度の変革期」を迎えています。この変革の時代に新たな価値を生み出せる企業になるためには、ここで働く私たち一人ひとりが変化に対応していく必要があると思っています。だからこそ、自分の色をぜひ大切にしてください。これまでの経験や培ってきた価値観をISUZUの色に染めるのではなく、むしろ積極的にISUZUに混ぜ込んでほしいのです。そうやって色々なバックグラウンドを持つ人々と共に、新しい風をつくり吹き込んでいければと思います。一緒に、ISUZUという会社をさらに新しく、おもしろい存在に変えていきましょう。
