INTERVIEW
どんな製造現場でも
活躍するために

製造 <製造技術>
K.S
車体製造部 車体課
2025年 中途入社
情報ビジネス科 卒
- #障がい者
- #文系
- #製造
- #藤沢工場
- #安全
PROFILE
高校卒業後、喘息を持病に持つ自身の経験から医療に役立つ仕事をと考え、医療機器を専門に扱う物流会社に就職。5年ほど経った頃、働く環境が自身には合わないと感じるようになり、転職を考えるように。そんな時、ISUZUで働いていた同じく聴覚に障がいがある友人の勧めが入社のきっかけとなる。幼少期に祖父が鉄鋼の仕事をしていた影響で、ものづくりに興味を持っていたこともあり、新たな職場での挑戦を決めた。
現在の仕事内容
車体製造部車体課は、トラックの運転席や助手席などドライバーの方が乗車する「キャブ」といわれる部分の組み立てをしている部署です。小型、中型、大型とさまざまな車型がありますが、その中で私が担当するのは、小型トラックであるELF(エルフ)のドアに対して、開閉をスムーズにするためのパネルを取り付ける工程となります。私は聴覚に障がいがありますが、そこをフォローしてもらえれば、作業をする分には健常者の人と同じことができますし、そのことをしっかりとアピールすることで任される仕事も増えてきました。また、コミュニケーションも筆談とジェスチャーを使って問題なく取ることができています。
仕事のやりがい
私が仕事で最も大切にしているのは、安全第一で作業に臨むことです。お客様が安心して運転できるよう、不備のない部品をつくることはもちろん、自分自身も怪我なく作業できるよう、常に落ち着いて仕事に取り組んでいます。入社して最初の頃に、ライン長から危険なことや注意すべき点を詳しく教えていただきました。そのおかげで、安全に作業を進められています。また、1日に生産する目標数が徐々に増えてきており、成長が目に見えることは働く上でのモチベーションになっています。そして、チーム内だけではなく、他のチームの人も気軽に接してくれるため、非常に働きやすい職場だと感じています。

ISUZU ID 実現のために
仕事で特に意識をしているのは、「挑戦意欲」と「貢献意欲」です。耳が聞こえないからできないと思うことはなく、多様な仕事に挑んでいきたいと考えています。ISUZUはその気持ちを大切にしてくれる社風があり、実際に後押しをしてくれるので嬉しいですね。そうした環境を活かして、チームに大きく貢献できる人材となっていきたいです。私のように聴覚に障がいがある社員はまだ少ないですが、同じような人がどんどん入社してきてもらえるように、先駆けとなって活躍していきます。
A Day scheduleとある一日のスケジュール
- 08:15
- 出社出社して、朝礼と連絡事項を確認して作業を開始します。
- 10:10
- 休憩10分間の休憩です。
- 12:00
- ランチ社内の食堂で同僚と雑談をしながらランチを楽しみます。
- 12:45
- 作業午後の作業開始です。
- 14:50
- 休憩2回目の休憩をします。午前中と同じく10分間です。
- 17:00
- 退社
今後の目標
今後は溶接やクレーン、玉掛けの資格などを取得し、仕事の幅を広げていきたいです。会社も資格取得に協力的で、チームリーダーがサポートすると言ってくれているため、積極的に取り組んでいきたいです。自分に力がつけば、他の部署に異動しても活躍することができますし、スキルアップすることで会社やチームに貢献し、自分自身の価値を高めたいと思っています。入社してからも成長の機会があり、やる気次第でキャリアも広がっているISUZUでは、やりがいが尽きることはありません。
皆さんへのメッセージ
ISUZUは、未経験でも実力を発揮できる会社です。仲間と一緒に成長したい、自分の技術をどこまで高められるかチャレンジしてみたい、という想いを持った人にはぴったりだと思います。障がいがある、ないということは成長に関係ない。そう思わせてくれる環境がありますし、私もここで働きはじめてから、色々なことに挑戦したいと思える気持ちになれました。メンタルもかなり強くなったと感じています。ぜひ、皆さんの想いをぶつけてみてください。一緒に成長を楽しんでいきましょう。
