INTERVIEW 課題解決には、何よりも
「話す」力を

販売 <車両営業(海外)>

H.M 第二地域統括オフィス CIS・南アジアグループ
2020年 新卒入社
社会科学部 経済学科卒

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PROFILE

英語をビジネスでも使いたい。そうした想いで、高校を卒業した後にカナダの大学へ進学。大学での講義や現地でのアルバイトなどを通して、英語でのコミュニケーション能力を高めた。帰国後、日本のものづくりを世界に伝えたいと考えるようになり、機械系・自動車系のB to Bメーカーを中心に就職活動を開始。世界各地に販売拠点があり、英語力を活かせる点に魅力を感じ、ISUZUへの入社を決めた。

現在の仕事内容

海外営業としてウズベキスタン市場を担当しています。具体的な業務としては、現地の販売代理店や商社と連携し、市場や販売状況の確認・分析を行い、商品の受発注や出荷の管理、商品戦略の検討などを行っています。ウズベキスタンというとあまり馴染みがないかもしれませんが、今まさに急速な発展を遂げており、変化のスピードが非常に速い国です。他国の商用車メーカーも次々に参入しているため、積極的なオンライン会議や出張などを通して、現地の情報を正確に把握することが鍵となります。現地の人々と直接コミュニケーションを取り、フィードバックをもらいながら最適なビジネス戦略を立て、課題を解決していくことに楽しさを感じています。

仕事のやりがい

私たちは、現地のお客様やディストリビューターの「代弁者」として、彼らの困りごとや状況を正確に社内に伝えることが一つの使命です。しかし、メールなど、文章だけですとなかなか本音までは見えてきません。そのため、直接会話をする機会を設け、丁寧に話すことを心がけています。そして、その姿勢はプロジェクトを進める上でも重要です。先日、ウズベキスタンからカザフスタンへの新規モデル導入において、仕様や日程の調整、手配などを任された時のことです。現地と日本の法規制の違いもあり、納期が圧迫されてしまうことに。ですが、社内外の関係者と密に連携できたことで、無事にプロジェクトは完遂へ。大変な調整ではありましたが、コミュニケーションの力でやり遂げられたことに非常に大きなやりがいを感じました。

ISUZU ID 実現のために

ウズベキスタンは、都市部の発展や環境規制の変更、競合他社の参入など、目まぐるしく状況が変化しているため、「変化意欲」を常に意識して業務に取り組んでいます。そして、この変化に対応するには、現地の情報を鵜呑みにするのではなく、その背景や本質を客観的に整理し、論理的に考えることが不可欠です。たとえば、現地のパートナーから「3.5トンのトラックが欲しい」と要望があった場合、その言葉をそのまま受け取るのではなく、「なぜ3.5トンなのか」「どのような用途で使うのか」といった背景を深く掘り下げてヒアリングするようにしています。そうすることで、本当に必要な情報を社内に正確に伝えられ、変化に対する適切な対応策を検討できると考えています。

A Day scheduleとある一日のスケジュール

9:30
出社フレックスで出社をして、 メールやチャット、TODOリストを確認します。
10:00
ミーティングウズベキスタンの商品に関する社内会議を行います。
11:00
資料作成午後の会議に向けて、資料の作成や確認を行います。
11:45
ランチ会社の食堂で同僚とランチを楽しみます。
12:45
打ち合わせ後輩と販売促進のための作戦会議を行い、その後、現地ともオンラインで会議を行います。
17:00
資料作成上司への報告やメールの返信、会議資料を作成します。
19:30
退社

今後の目標

短期的な目標としては、アフターセールスに関する知識と経験を身につけたいと考えています。現在の業務は新車販売がメインですが、お客様に次の1台もISUZUを選んでいただくためには、販売後のサポートが欠かせないからです。営業・販売とアフターセールスの両面を理解することで、よりお客様の立場に寄り添った提案ができるようになっていきたいと思っています。一方で、長期的な目標としては海外駐在をしてみたいです。日本で働く今は、海外の状況を出張でしか肌で感じることができません。現地に滞在して現場を常に自分の目で見ることで、よりお客様や市場の状況を深く理解し、ISUZUとの橋渡し役として双方にとって最適な解決策を導き出せるようになりたいです。

皆さんへのメッセージ

現地とのやり取りは基本的に英語を使用しますので、学生時に身につけた言語の力が活かせているのは嬉しいですね。また、人と接することが好きなので、さまざまな国の方とコミュニケーションが取れることは大きなやりがいになっています。そのようなことが若手のうちから経験できることも魅力ですし、一方で社内の環境がここ数年で変わってきていることもモチベーションになっています。キャリアプランやライフプランを柔軟に設計できる制度が整い、在宅勤務の制度化、ノンコアフレックスなど働きやすさも向上しました。そうした環境の中で、ぜひ一緒に新しい挑戦をしていきましょう。

※取材当時の情報です。