INTERVIEW
デジタルは、
人と人とのつながり
情報システム ＜システム企画＞
K.K
システム企画部
課長補
2011年 新卒入社
情報システム工学科 機械情報システム専攻 卒
- #新卒
- #情報系
- #情報システム
- #横浜本社
- #マネジメント
PROFILE
大学で情報システム工学を専攻し、ハードウェアとソフトウェアを融合させる組み込みシステムを研究する。ITベンダーを中心に就職活動するも、先にISUZUへの入社を決めた友人の勧めで企業研究を進めるうちに、革新的な運行管理サービス「みまもりくん（現：MIMAMORI）」を展開するIT・テレマティクスのリーディングカンパニーであることを知る。メーカーでもITの最先端に携われることに魅力を感じ、入社を決めた。
現在の仕事内容
私はシステム企画部に所属しており、社内の業務部門と連携し、事業課題を解決するためのシステムソリューションの企画・導入を担っています。プロジェクトの計画立案から、社内外のパートナーとの業務分担、コストや要員の管理まで、システム導入に関わる、ヒト、モノ、カネを計画し管理すること、また都度発生する問題・課題を解決しながらプロジェクトをゴールに導くことが具体的な役割です。その中で現在は、ISUZU史上最大規模の基幹システム刷新プロジェクトで、製品開発や製造の重要なマスターデータであるBOMシステムを手掛けるチームの事務局を担当しています。プロジェクトの規模が大きいため、すべてのタスクを把握するのは非常に難しいですが、多くの関係者と協力して一つひとつの課題を解決していくことにやりがいを感じています。
仕事のやりがい
プロジェクトを円滑に進めるためには、社内のさまざまな方々の協力が欠かせません。専門的なITの知識は必要ですが、私たちの仕事のうち、システム設計・開発は異なる専門性を持つメンバーとのチームワークが不可欠のため、内容を十分に理解した上で進めることと同じくらい、メンバーと信頼関係を築くことは大切なことだと考えています。お願いする人が作業をしやすいように、泥臭いタスクは率先して引き受ける。そういった気概がなければ、いいプロジェクトにはならないのです。元来コミュニケーションを取ることが好きですし、そうやって信頼を構築し、戦友のような関係を築けることに大きな喜びを感じます。実際に今携わっているプロジェクトも過去に一緒に仕事をさせてもらった方々から手厚い支援をいただけ、新しい事務局体制での運営を形にすることができました。今度は自分が恩返しをする番だと考え、役割以上に貢献できるように日々取り組んでいます。
ISUZU ID 実現のために
私は「貢献意欲」を常に意識して仕事に取り組んでいます。特に大規模なプロジェクトでは、多くの関係者の協力が不可欠です。信頼関係を築き、確かなコミットメントを得るためには、まず自分から動いて、自分の価値を示さなければならないと考えています。そのため、プロジェクトを進める中で、誰もやりたがらない面倒な調整業務を率先して引き受けたり、相手の状況を先読みして有益な情報を提供したりと、些細なことでもチーム全体に貢献できるよう心がけているのです。時には、自分の役割を超えて現場に深く入り込み、実際のプロダクトやデータといった現物と現実を見ながら、関係者と問題・課題の解決方法を協議することもあります。そうした日々の積み重ねが、最終的にプロジェクト全体の生産性を向上させ、ISUZUの成長につながると信じています。
A Day scheduleとある一日のスケジュール
- 09:00
- 出社出社して、メールやTODOリストの確認をします。
- 10:00
- チームマネジメント各チームの進捗状況を把握し、必要に応じて個別にヒアリングやフォローを行います。
- 11:00
- 社内会議事務局メンバーと、重要課題やリスク対策について協議します。
- 12:30
- ランチ社内食堂で同僚と食事をしながら、情報交換や休憩をとります。
- 14:00
- 打ち合わせ上長や外部のITパートナー企業の担当者と、プロジェクトの調整事項や課題について話し合います。
- 15:00
- 打ち合わせ・資料作成関係者と重要タスクの進め方について打ち合わせを行い、資料の作成や関係各所への連絡・調整を行います。
- 18:00
- 退社
今後の目標
今担当している基幹システム刷新プロジェクトを完遂させることが、当面の大きな目標です。ISUZUの長い歴史の中でも最大規模となるこのプロジェクトを、関係者と協力して成功に導くことで、社会インフラを支えるISUZUの確かな基盤を築きたいと考えています。現在のプロジェクト完遂後は、データ活用やサービスの企画・導入に携わり、社内のDX化に貢献していきたいです。当社は商用車メーカーですから、目線はものづくりの現場へと向きがちです。しかしながら、世の中がどんどん変わっていく中で、私たちが携わるITの領域は今後ますます重要になってくるはずです。だからこそ、決して受け身になるのではなく、「こうしたらもっとよくなる」という声を自分たちから上げていきたいと思います。
皆さんへのメッセージ
ITを志す皆さんにとって、メーカーは馴染みがないかもしれません。ですが、ISUZUでは日本の主要産業である自動車業界のDXにITの力で貢献するという、非常にやりがいのある仕事に取り組むことができます。また、手を挙げれば大きな仕事を任せてもらえる社風がありますし、私も多くの人々に支えられながら、困難なプロジェクトを乗り越えることができました。それが、成長につながっていると感じています。部署や役割を超えてお互いに協力し合う文化も根付いていますし、ITによる伸びしろはまだまだあります。やりがいは尽きることがありません。
