INTERVIEW
稼働を止めないを最優先に、
お客様からの信頼を獲得する

販売 <車両営業(国内)>
N.T
部品事業部 部品技術情報グループ
グループリーダー
2015年 中途入社
人文学部 コミュニケーション学科 卒
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PROFILE
幼少期からクルマが好きで、大学では自動車部に所属し、モータースポーツにも熱中した。卒業後は、好きを仕事にすべくモータースポーツ用エンジン及び自動車用品の開発・製造・販売を行うメーカーに就職。広報や商品カタログなど販促物制作、営業に携わり、やりがいを感じる一方で、一部の部品ではなく「自動車そのもの」に携わりたいという長年の夢を叶えるため、ISUZUへの転職を決意した。
現在の仕事内容
部品事業部は、主に修理する際に必要となる「補給部品」を扱う部署です。その中で私たちの部品技術情報グループは、市場へ供給する補給部品の単位(どこまでバラして補給部品を設定するか)を決定したり、顧客が補給部品を選択する際に使用するパーツカタログの制作管理を行ったりなど、目立ちはしませんがなくてはならない重要な業務を行っています。市場のニーズに合致しない単位で補給部品を設定すると、交換不要な部品まで交換することになり、お客様の修理費用が割高になる恐れがあります。さらに、補給部品の設定が遅れると、お客様が必要な時に部品を入手できずに稼働が止まり、ISUZUブランドの信頼を損なう可能性もあります。そのため私たちは細心の注意を払って業務を行っています。
仕事のやりがい
入社4ヶ月後、まだ右も左も分からない中で、新たな車両の部品をどの単位で供給するか、タイのサプライヤーと現地で取り決めする業務を任されました。サプライヤー29社と500品目以上もの部品の供給形態を2ヶ月かけて交渉するタフなミッションでした。入社間もなかったことから業務を覚える、という観点で基本的に供給形態の検討や提示資料の作成は一人で行っていましたが、当初は提示した供給形態での合意ができない事態が発生し難航しました。しかし、諦めるわけにはいきません。熱意を持って現地スタッフや駐在員に協力を仰ぎました。すると、私が業務に打ち込む姿を見てくれていたからか、彼らは全力でサポートしてくれました。提示した供給形態で合意を得られなかった際は、現地スタッフに類似部品の販売実績調査と新部品の販売数量を算出してもらい、サプライヤーへ提示して合意に漕ぎつけました。また、販売会社で組立が難しい部品については、現地スタッフが説明書を作成してくれ、部品に同梱することで細かな形態での供給が行えました。こういった協力があり期日内にすべての交渉を成功させることができたのです。この経験から、誠実に対応すれば相手に自分の熱意が伝わり、協力してくれるのだと実感しました。同時に周囲の人が協力してくれる企業文化があることを実感し、嬉しかった記憶があります。課題を乗り越えた後、海外出張先の街中で当時担当した車両が走っているのを見かけると、自分の仕事が社会を支える物流や人流に貢献していることを実感し、大きなやりがいを感じます。

ISUZU ID 実現のために
私はISUZU IDのミッションである「お客様満足度No.1」を強く意識しています。商用車は、故障して部品が届かないと物流が止まってしまうなど、お客様の事業に直接的な損害を与えかねません。だからこそ、お客様の稼働を絶対に止めないというポリシーは、ISUZUブランドにとって何よりも大切だと考えています。日頃から本社にいるとお客様の顔が見えにくくなりがちですが、現地で何が求められているのかを的確に把握するため、お客様と直接対話する関係部署と密に連携したり、場合によっては現地で直接情報収集しています。そして、迅速かつ丁寧な対応をすることでお客様の信頼を強固なものとし、次もISUZUを選んでもらえる関係性を構築し続けたいですね。それが会社の確かな成長にもつながっていくと考えています。
A Day scheduleとある一日のスケジュール
- 08:00
- 出社出社後、グループメンバーと軽く談笑しメールとタスクを確認。メンバーとその日の対応事項を共有します。
- 09:00
- 社内会議プロジェクト担当メンバーと、新業務やシステムについて検討・決定します。時には意見が割れて時間通りに終わらないことも・・・。
- 11:00
- グループミーティンググループ全員で進捗状況や課題を確認するグループミーティングを行います。
- 13:00
- 社内会議システム担当部署を含めたプロジェクト会議で、システム仕様の検討や確認をします。
- 15:00
- 資料作成会議の内容をもとに関係部署・会社に説明する資料を作成したり、打合せの調整を行います。
- 19:00
- 退社同僚と飲みに行くこともしばしば。
今後の目標
グループ全体の成長に貢献するため、さまざまなメーカーとのアライアンスにおいて、効果を創出することです。そのためには、業務・システムの共通化や効率化が必要であり、現在は地道にアライアンス先のメーカーとISUZUのパーツカタログの構成や作成プロセスの比較・分析を進めているところです。また、アフターセールスにおける「お客様の稼働を止めない」というISUZUのポリシーや、それを実現するための私たちの取り組みをより的確に発信し、ブランド価値の向上に貢献するなど、前職での広報経験を活かした仕事にもチャンスがあれば取り組んでみたいと考えています。現在の仕事で現場を知ったからこそ、伝えられることがあると思います。
皆さんへのメッセージ
子どもの頃からクルマが好きで、だからこそ、お客様によりよい車両やサービスを届けたいと考えています。そういった情熱や誠実さをもって仕事に取り組む人に対して、惜しみなく協力してくれる風土があるのがISUZUという会社です。若手であっても、自分から声をあげ、やりたいことを実現するために懸命に考えたことや調べたことを伝えれば、長年の経験を持つエキスパートたちが丁寧に教えてくれたりアドバイスをくださったりするので安心してください。また、部署や役割を超えてお互いに協力し合う文化があり、それが大きな力となってお客様の信頼につながっていますし、もちろん、変化の波に合わせて新しい考え方も積極的に取り入れています。ぜひ、ISUZUで皆さんの情熱を仕事にぶつけてください。
