INTERVIEW
最適な答えにどこまでも
近づくために
経営戦略・企画 ＜事業推進＞
K.I
事業推進部 長期戦略グループ
2019年 中途入社
経済学部 総合経済政策学科 卒
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PROFILE
食品の卸業を営む家業を継ぐため、大学では経済学を専攻し、会計や経営分析を学ぶ。しかし、卒業間際に家業を離れることになり、学んできた簿記などの資格を活かして広告制作会社に経理として就職。2年ほど勤務した後、もっと経理としての知見を広めたいと考え転職を志す。日本の主要産業である自動車業界に注目し、複雑な会計業務に携われることに魅力を感じてISUZUへの入社を決意。
現在の仕事内容
入社後は経理部に配属され、その後、CV協業推進部を経て、長期的な成長戦略や経営計画を検討・策定し、実行を推進する役割を担う長期戦略グループへと異動となりました。その中で私は、経営層のサポートをしながら、特定の経営計画達成に向けた戦略を担当しています。この仕事は、机上で考えるというだけでは成立しません。経営層の意向が可能なのかどうか、現場の声もしっかり踏まえながら、最適な戦略を形にしていくことがとても重要なのです。そのため、各部門へのヒアリングを重ねる必要があり、多い時で40～50人ほどに話を聞くこともあります。開発・IT・法律など専門外の知識不足を痛感しながらも、正解のない課題に取り組む難しさはありますが、自分で調べ、知識が増え、さまざまな方と深い話ができるようになると成長を実感できます。
仕事のやりがい
仕事をする上で最も大切にしているのは「現場の意見を尊重すること」です。ISUZUはものづくりの企業ですから、現場の協力がなければどんな戦略も成り立ちません。経営層の意向を理解しつつ、丁寧に現場の声を拾い上げ、現場と経営の双方の橋渡し役を担うことに責任とやりがいを感じています。また、現場にヒアリングをする際も率直に話し合えなければ、本音を引き出すこともできません。そうした意識を持ち、約2ヶ月かけて関係部門へのヒアリングを実施した時には、現場の課題や懸念点を詳細に整理できました。それを資料に反映させたことで、経営層はより実態に即した判断を下すことができました。この経験から、自分の行動が会社の意思決定に貢献していることを実感し、大きなやりがいを感じられました。
ISUZU ID 実現のために
私は「変化意欲」を強く意識して働いています。私の業務は決まった答えがないことが多いため、AIや書籍、インターネットを活用して常に新しい知識を学び、自分自身の考え方や働き方をアップデートしていくことが不可欠です。たとえば、基礎知識を調べる際は、社内情報に触れない範囲でAIツールを活用しています。また、仕事の進め方や人との接し方も、常にトライ＆エラーを繰り返しながら、よりよい方法を模索しています。もともと変化への対応には二の足を踏むタイプだったのですが、経営に関わるこの仕事を経験する中で、「メリットがあるなら挑戦すべきだ」という考え方に変わりました。現状維持に甘んじるのではなく、変化を恐れず、積極的に新しい知識やツールを取り入れることで、会社と自分自身の成長を実現させていきたいです。
A Day scheduleとある一日のスケジュール
- 8:45
- 出社出社してメールとタスクリストを確認し、一日の業務の段取りを立てます。
- 09:00
- 資料作成午後の社内会議に向けた資料を作成します。
- 10:00
- 打ち合わせ外部のコンサルティング企業と打ち合わせを行います。
- 11:30
- ランチ同僚と社員食堂で昼食をとります。
- 12:30
- 社内会議経営層への報告資料について、部長やグループリーダーと内容の確認を行います。
- 15:00
- 資料作成会議での議論を踏まえて資料を修正・提出します。
- 17:45
- 退社
今後の目標
長年携わってきた会計の経験は、自分にとって大きな強みになりました。そして、今後はこの強みを軸としながら、営業や人事などの他部門の知識を取り入れ、より多角的な視点で会社に提案できる人材になりたいです。各部門と積極的にコミュニケーションを取り、部門ごとに抱えている課題や事情を理解した上で、解決策を提案し、部門横断的な取り組みを推進できる存在を目指しています。専門性に加えて、幅広い視野を持つことで会社全体の課題解決に貢献するとともに、現在の仕事を活かして社内での人脈を広げ、積極的にコミュニケーションを取ることも大切にしていきたいです。
皆さんへのメッセージ
最後まで私の記事を読んでいただき、ありがとうございました。就職活動では、「就活の軸」を問われることが多いでしょう。その答えは人それぞれですが、私は「人生で何を成し遂げたいか」を考えることが大切だと思います。明確な目標を持ち、それに向かって努力する姿勢があれば、自然と企業はあなたに魅力を感じてくれるはずです。特にISUZUは、100年以上の歴史を持つ企業でありながら、常に変化を受け入れる意欲を持った会社です。もし、当社で「何かを成し遂げたい」という強い気持ちがあるなら、ぜひ応募ください。ISUZUには、その挑戦を応援し、成長できる機会がたくさんあります。一緒に働けることを楽しみにしています。
