INTERVIEW どんな場所でも走行できる、
やさしいEVを

開発
<カーボンニュートラル
(EV、FCV、BEV)>

S.N xEVシステム開発第一部
2022年 新卒入社
理工学部 経営システム工学科 卒

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  • #藤沢工場
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PROFILE

大学では人間工学を学び、生産技術の現場で作業者の姿勢負担を軽減する研究に取り組んでいた。子どもの頃から車が身近であったことから、特に自動車の中でも過酷な環境で使われるトラックに強い関心を持ち、学んだ知識を活かしながら人にやさしいトラックづくりに貢献したいとISUZUを志望。幅広い車型に関われる点にも魅力を感じ、入社を決めた。

現在の仕事内容

xEVシステム開発第一部は、トラックやバスの電動化における要の部署で、主にEVやハイブリッド車などに必要な部品や高電圧システムの設計を担当しています。その中で私が担うのは、EVバッテリーの高電圧を、照明やワイパーなど補機で使われる電圧に変換する「車載用DCDCコンバータ」の設計業務です。当社の車両は世界中で使用されており、極寒、酷暑、高地など環境に合わせて設計をする必要があるところが難しいポイントです。これまでのディーゼル車と同等のスペックを実現できるように、仕様の策定や、評価計画の立案・遂行、量産のための図面作成といった業務を進めています。

仕事のやりがい

EVはこれから伸びていく分野なので前例が限られています。そのため参考にできるものが少なく、自分自身で考えて動くことが多いため、はじめは大変でした。また、開発を行うにはどうしてもコストが課題になりますから、その部分も入念に考える必要があります。しかし、EVや業務に関する理解を深めることで徐々に自分で対応できる業務が増え、課題が解決されることに楽しさとやりがいを感じられるようになっていきました。ISUZUが力を入れているカーボンニュートラルに直結する仕事で注目度も高いので、それもまた「頑張らなければ!」というモチベーションになっています。

ISUZU ID 実現のために

入社1年目に、EVのモニター車の不具合調査を一人で任された経験があります。不安な中でも、先輩と事前に仮説を立て、現地で検証しながら原因を特定し、修理依頼まで対応。この時、相談すれば必ず助けてくれる先輩がいる心強さと、助けてもらった分、自分も誰かを支えたいという気持ちが芽生え、「相互信頼」という意識が特に強くなりました。EVという新しい領域には他部署との連携が欠かせません。一度教えてもらったことは自分の中に蓄積し、次に活かす努力をする。困っている人がいたら積極的に手を差し伸べる。そうした信頼の積み重ねが、どんな困難にも立ち向かう力になる。フランクで風通しのいいISUZUの環境だからこそできることだと思っています。

A Day scheduleとある一日のスケジュール

9:30
出社出社して、メールやその日のTODOを確認します。
11:00
ミーティングチームメンバーそれぞれの業務の進捗を確認するミーティングを行います。
12:30
ランチ社内食堂でランチ。
14:30
打ち合わせサプライヤーとの打ち合わせにて、現在の課題と評価進捗の共有などを行います。
16:00
資料作成今後つくっていく装置の構想を示す資料の作成を行います。
18:30
退社

今後の目標

将来的には、EVの魅力をより多くの人に伝えられる製品開発に携わりたいと考えています。大学時代に学んだ人間工学の知識を活かし、より快適でストレスの少ない乗り心地を追求しながら、EVならではの価値を形にしていきたいです。今はまだEVに対して不安やマイナスのイメージを持つ方も多いですが、実際に乗ると静かで快適で、特に低速域での乗り心地のよさは大きな魅力だと感じています。そういった価値を広めていくためにも、現在は他社製品のベンチマークや展示会への参加を通じて学びを深めています。

皆さんへのメッセージ

ISUZUのカーボンニュートラル戦略部門は社会の変革に取り組む最前線であり、日々の業務を通じて多くの挑戦と貴重な経験を積める職場です。私自身、挑戦はあまり得意ではありませんでしたが、一歩踏み出してみたことで、成果を重ねる楽しさや、働くことの喜びを実感できるようになりました。専門知識に不安があっても、当社では外部研修など入社後の学びの機会が充実しており、自分のペースで成長できる環境が整っています。ぜひ、自分の関心や想いを大切にしながら、ISUZUで新たな一歩を踏み出してみてください。

※取材当時の情報です。