CROSS TALK 01
若手座談会
生販流通管理、購買、設計という異なる分野で活躍する3人の若手社員。志望動機や仕事のおもしろさ、ISUZUに抱くイメージ、研修内容などを紐解くうちに浮かび上がってきたのは、堅実ながらも変わり続けるISUZUの姿でした。
MEMBER
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T.A2020年 新卒入社生販流通管理部
販売SPIグループ業務推進部門 生販流通管理部 販売SPIグループ 関東勤務と安定性に魅力を感じて入社。販売と生産の橋渡し役として、需給調整や課題提案を担う。
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S.N2022年 新卒入社xEVシステム開発第一部
人間工学の研究を活かせる仕事を求めて入社。電気自動車のDC-DCコンバータの開発や評価などを担当する。
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C.M2020年 新卒入社車両調達部
車両第一グループ就活の軸は「人と関わること」と「メーカー企業」。現在は燃料タンクや板金など主要部品の調達を通じてものづくりを支えている。
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いくつもの部品でトラックはできている



「この仕事がしたい!」という明確な就活軸がなかったので、さまざまな業界をくまなく調べていました。ISUZUに惹かれたのは、1916年創業という歴史の長さと、アジアを中心に海外展開も進んでいるという「安定感と将来性のブレンド」が実現されていたからです。

私は理系出身ですが、開発や設計ではなく「人との関わり」を持てる仕事がいいなと思っていました。また、「自動車マニアというほどの熱量ではないけど、自分の関わった乗り物が街を走っていたらおもしろいな」と考えていて、その微妙な塩梅を実現できるのが、トラックをはじめとする商用車に特化したISUZUでした。

「好きだけどマニアほどでもない温度感」という感覚は、すごく分かります。私の場合は、大学で学んだ人間工学を活かしたいという思いが就活軸として強かったです。ISUZUなら、長距離を走るトラックドライバーの負担軽減という人間工学的アプローチを仕事で実現できると思ったので、入社を決めました。

志望動機は皆さんそれぞれですが、「複合的な軸」を叶えられるのがISUZUだったという点では共通しているかもしれませんね。現在私は、販売と生産の橋渡し役として、売上最大化に向けた需給管理を行っています。

私が購買部門で担当しているのは、燃料タンクをはじめとした部品の調達です。車両はさまざまなパーツから構成されていて、ものによっては外から目視できるものもあるので、自分の仕事が車両の形になって目に見えるというやりがいがあります。

開発業務は「CADツールで3Dモデルとにらめっこ」というデスクワークの仕事風景を予想していましたが、思った以上に現場に行く機会が多いなと思います。不具合があったら実車を見たり、評価車に乗って試験をしたり、展覧会に説明員として参加したりと、デスクワーク以外の業務もあるのがとてもおもしろいです。
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「昔ながら」と「若手の台頭」



やはりISUZUというと「昔ながらの日系企業」というイメージがありますが、だからこそベンチャー気質の人も少ないといえます。私個人としては、そういう性格の人と働きたいタイプなので居心地が良いです。また、業務がかなり細かく分担されていて、いろいろな人と関わりを持てるおもしろさがあります。

私も入社前は「歴史ある堅い企業」を想像していました。実際に入ってみると、皆さん柔軟に働いている印象です。若手のうちから私もいろいろな仕事をさせてもらい、今の部署でも年齢に関係なく意見を受け取ってくれる柔らかさがあります。

私の場合、参加必須の説明会当日に電車が止まり、応募手続きが滞る可能性がありました。しかし、その際には臨時バスの手配など柔軟な対応をしていただき、入社前から非常に配慮の行き届いた印象を受けました。歴史の長い会社である一方で、私たちの部門は皆さんが賑やかに仕事をしていて、活気があっていいなと思います。

私のいる部署も賑やかです。世代問わずフロアのいたるところから製品の仕様や技術について会話をする声が聞こえ、隣の人に話しかけるのにも抵抗がありません。そうした働きやすい環境には、若い世代の勢いや仲の良さも影響しているように思います。

生販も若い人が多くて、みんな一致団結して仕事を進めています。仕事が安定しているからか、皆さん結婚のタイミングが早くて、プライベートと仕事を両立して仕事をしている印象です。男性であっても、育休を4か月から半年と長期で取る人が多いですね。

購買部門では風通しがよくなってきています。皆が協力して意見を出し合ったおかげで、コミュニケーションスペースの設置や、経営陣と若手が一緒にワークショップを兼ねたランチをする機会など、これまでになかった交流の場が生まれています。経営陣が若手の声をしっかり取り入れて実行してくれているのは、とても心強いです。
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ISUZUの現在進行形



研修制度についていえば、S.Nさんの世代から大きく変わりましたよね?トラックの荷台部分を製造・販売する架装メーカーや、ISUZUの物流拠点を見学できる「バリューチェーン研修」が加わったり、外部の研修に補助金が出るようになったりと、より広い範囲で学びを深めて、仕事にフィードバックできるようになっています。

そうですね。部門長にインタビューをする「部長訪問」が実施されるようになったのも、私たちの代からだと聞いています。部門を束ねる立場の方が、どんな考え方や視点を持って仕事をしているのかを知れる興味深い研修です。

新しいものが加わる一方で、これまで続いてきた土台を崩さない堅実さも、ISUZUの魅力だと思います。研修でいえば、製造ラインで実際に作業を行う「生産実習」や、エンジンやトランスミッションを解体して組み立てる「組立研修」は、自動車づくりというISUZUの屋台骨を実感できる良い機会でした。

研修にも表れるように、ISUZUは「古くとも現在進行形で新しくなっている会社」だと思います。古いやり方が残るところもありますが、それを「課題」として共通認識し、改善を着実に進めています。淡々と業務を行うのではなく、考え・分析し・発信する能動的な仕事が増えてきているのがその証拠です。お二人にとってISUZUはどんな会社ですか?

私にとっては「真面目な会社」という言葉が一番しっくりきます。調達の仕事は、一つのサプライヤーに対して、ひとりの担当者が対応します。自分の責任感で仕事が左右されると知っているからこそ、地道に仕事に励む人が多いイメージです。

私は「働く運ぶを支える会社」だと思います。ISUZUといえばトラックのイメージが強いですが、それ以外にも、万博でも活用された電動バス、アジア市場で売上を伸ばしているピックアップトラックなど、数多くの領域で活躍する自動車も製造しているのが今のISUZU。トラックだけじゃないISUZUのことを、もっと知ってもらえたら嬉しいですね。
※取材当時の情報です。

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